
SEOライティングについて知りたい人「Webライターやブログに興味があるけど、SEOライティングどうやるの?具体的にはどうやって書けばいいの?ポイントを教えて欲しいなあ」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- SEOライティングとは検索順位を高めるための記事の書き方
- SEOライティングの押さえるべきポイント6選
- SEOライティングのテンプレート
この記事を書いている僕は、2020年7月からブログを開始してライティング能力を磨き、同年10月にWebライターとして月6桁の継続案件を獲得した後、独立しました。
僕がすぐにフリーランスになることができたのは、SEOライティングを身に付けたからだと思っています。
自分が初心者から数ヶ月でWebライターになることができた経験から、”SEOライティングは難しくないし勉強すれば誰でもできる”と考えています。
この記事ではSEOライティングの考え方、押さえるべきポイントを解説しています。最後にコピーしてそのまま使えるテンプレートも用意しています。
この記事を読むことでSEOライティングを理解することができ、実践できるようになるでしょう。
目次
1. SEOライティングとは検索順位を高めるための記事の書き方
SEOライティングとは「検索順位を高めるための記事の書き方」のことです。
検索順位を上げるためのSEO対策には「サイトURLの独自SSL化」や「被リンク獲得」などのテクニックがいくつかあります。
SEO対策の中でも記事本文の執筆、つまりライティングに関わる部分だけをSEOライティングと呼んでいます。
細かなポイントを知る前に、SEOライティングの全体的な考え方とその有用性について見ていきましょう。
SEOライティングの本質は読者に奉仕すること
SEOライティングの本質は、読者に徹底的に奉仕することです。
なぜなら、Googleがそう言っているから。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用元:Google が掲げる 10 の事実
これはGoogleが掲げる「自社のあるべき姿」のようなものでして、検索順位の決定もこの理念に則って行われていると考えて良いです。
つまり、Googleはユーザーにとって有益な記事を高く評価して、検索順位の上の方に載せてくれるということです。
読者に徹底的に奉仕すれば、Googleからも評価されて検索順位が上がる。これがSEOライティングの本質です。
小手先のテクニックは通用しない
過去には検索順位を上げるために本文と関係のないキーワードを無理に詰め込んだり、グレーな方法で被リンクを大量獲得して検索順位を上げていた人もいたようです。
しかし、現在までにGoogle検索の精度は上がり続けており、今では小手先のテクニックは通用しなくなりました。
読者にとって良質な記事を書くことだけに集中しましょう。
SEOライティングはWebライターの必須スキル
SEOライティングはWebライターにとって必須のスキルです。
なぜなら、僕たちWebライターのクライアントは、自分の記事を検索で上位表示させたいと考えているから。
というのも、Google検索で記事が上位表示されると、そのままクライアントの収益に直結するんですよね。
例えばクライアントがWebメディアを運営している人だったら、記事が検索上位を取ればサイト閲覧者が増えて、アフィリエイト収益が増加します。めちゃくちゃ嬉しいわけです。
そして検索上位を取れる記事を書いてくれる(収益を増やしてくれる)Webライターのことを、クライアントは高く評価します。
高く評価されたWebライターは、文字単価が上がったり、クライアントから継続依頼をもらえたりするんですね。
飽くまでも僕の体験ベースですが、WebライターはSEOライティングを身に付ければ、食べていくのに困らない仕事を受注できるようになります。
SEOライティングはブログにも使えます
SEOライティングはブログで収益を得ようとする人にとっても強い味方になります。
Webメディアの場合と同じで、自分が書いたブログ記事が検索上位を取れれば、閲覧数が増えてアドセンスやアフィリエイト収入が増加するんですね。
反対に、SEOライティングを身に付けずにいくら頑張って記事を書いても、Google検索で上位表示されることはないので収益を得ることは難しくなります。
収益を増やしたいブロガーにとってもSEOライティングが必須なわけです。
2. SEOライティングの押さえるべきポイント6選
- 読者の疑問や悩みを100%解決する!
- タイトルは記事内容を適切に表すようにする
- リード文は記事全体の内容が伝わるようにする
- 見出しを見ただけで結論がわかるようにする
- h2見出し毎に冒頭で結論を伝える
- 本文は結論ファーストで書いて読者が理解しやすくする
SEOライティングの押さえるべきポイントは6つです。
どれも「読者に徹底的に奉仕する」という考え方から自然と出てくるものです。
特に読者の疑問を100%解決するというのが、最も重要であり難しいポイントでもあります。
SEOライティングを身につけるために、6つのポイントを確認していきましょう。
読者の疑問や悩みを100%解決する!
読者の疑問や悩みを100%解決するコンテンツが、Googleが掲げる良質なコンテンツの定義です。
そもそも読者が何かを検索する目的は疑問や悩みを解決することなので、それができるコンテンツをGoogleも評価するわけですね。
例えば、「新宿 ラーメン屋」と検索する人は、新宿付近で美味しいラーメン屋さんを見つけたいわけですよね。
だから「新宿付近で美味しいラーメン屋さんはここですよ!」と、お店の特徴や評判や場所などの情報を詳しくわかりやすく紹介している記事が良質なコンテンツということになります。(この場合は「食べログ」とかですかね)
読者の疑問や悩みを解決する記事を書くことが、SEOライティングにおいて非常に重要な部分です。
読者のニーズを見抜くために
読者の疑問や悩みを解決するには、「読者がなぜこの記事を見つけたのか?」を考えましょう。
その記事が表示されるであろう検索キーワードを検索する読者がいるとすれば、その人は何に悩んでいるのか、どんなことを疑問に思っているのか考えることで、それを解決するための本文を書くことができるわけです。
このようにして、検索キーワードを検索する人が何に悩んでいるのか、何を知りたいのかに思いを巡らすことで、解決するための適切な文章構成を作ることができます。
SEOライティングのポイントの中で一番難しい部分です。
正直、これに関しては近道はないですね…。やっていくうちに慣れるしかないかと思います。
タイトルは記事内容を適切に表すようにする
タイトルは検索キーワードを含んだ上で、記事内容を適切に表すようにしましょう。
読者はタイトルを見て「この記事は自分の悩みを解決してくれそうだ!」と考えて記事を閲覧します。
なのに記事の中身が思っていたのと違ったら、読者の悩みは解決されません。
良質なコンテンツとは読者の悩みを解決するコンテンツなので、タイトルが記事内容を適切に表していない記事は「読者の悩みを解決しない質の低いコンテンツ」と見なされてしまうわけですね。
本記事の場合は、「SEOライティングについて詳しく知った上で、実践できるようになりたい人」が閲覧したくなるようにと考えて、「【重要】SEOライティングの基礎から実践までをWebライターの僕が解説」としてみました。
インパクト薄めですが、まあこんなものかなと…。
クリックしたくさせるための心理テクニックなど、タイトル付けは奥が深いので語り出すとキリがないんですよね。
ただ、SEOライティングという意味では「内容に合ったタイトルにする」というので十分基礎を押さえられているかなと思います。
リード文は記事全体の内容が伝わるようにする
記事の冒頭で最初のh2見出しの前に書くのがリード文(導入文)です。
リード文では読者が記事を読み進め易くなるように、記事全体の内容が伝わるようにしましょう。
一番最初に「この記事が何を伝えようとしているのか」が伝われば、読者は安心して読み進められますよね。
最適なリード文の構成はこちらです。
- 読者の悩みへの共感
- 悩みの解決方法
- 解決方法が有効である根拠
- 記事の要約
- 記事を最後まで読むとどうなるのか
順番は多少変えたとしても、これらの要素が入っていると読者が記事の全体を理解することができ、「この先も読み進めたい!」と思ってもらえます。
本記事のリード文の場合
(読者の悩みへの共感)
SEOライティングについて知りたい人「Webライターやブログに興味があるけど、SEOライティングどうやるの?具体的にはどうやって書けばいいの?ポイントを教えて欲しいなあ」
こういった疑問に答えます。
(解決方法が有効である根拠)
この記事を書いている僕は、2020年7月からブログを開始してライティング能力を磨き、同年10月にWebライターとして月6桁の継続案件を獲得した後、独立しました。
僕がすぐにフリーランスになることができたのは、SEOライティングを身に付けたからだと思っています。
自分が初心者から数ヶ月でWebライターになることができた経験から、”SEOライティングは難しくないし勉強すれば誰でもできる”と考えています。
(記事の要約&悩みの解決方法)
この記事ではSEOライティングの考え方、押さえるべきポイントを解説しています。最後にコピーしてそのまま使えるテンプレートも用意しています。
(記事を最後まで読むとどうなるのか)
この記事を読むことでSEOライティングを理解することができ、実践できるようになるでしょう。
本記事の場合は「記事の要約」と「悩みの解決方法」が一緒になっています。「SEOライティングについて詳しく知りたい」という疑問を解決するわけなので、解決方法は「SEOライティングについて記事を通して教える」ということになるためです。
SEOライティングについて詳しく知りたい人は、「この記事を読むことでSEOライティングについて知ることができそうだ」と思って安心して読み進めてもらえるのではないでしょうか。
リード文で記事全体の内容が伝わるようにすることで読者が読み進め易くなり、SEO的にも評価が高まります。
ちなみに目次は僕のようにリード文の中に入れてもいいですし、リード文と最初のh2見出しの間に入れてもどちらでも良いです。
見出しを見ただけで結論がわかるようにする
見出しだけで結論がわかるようにすると、さらに読者が内容を理解し易くなります。
読者は基本的にさっさと結論が知りたいので、見出しを見ただけで内容がおおよそ掴めるとストレスなく読んでもらうことができます。
良い例:「SEOライティングとは検索順位を高めるための記事の書き方」
悪い例:「SEOライティングとは?」
宣伝文句などでよく見るような煽り文や「続きが気になる」的な文章などではなく、淡々と結論が伝わるように書きましょう。
見出しだけで結論がわかる記事は読者がより内容を理解し易いため、SEO評価の高い良質なコンテンツだと言えます。
h2見出しごとに冒頭で結論を伝える
h2見出しの冒頭には、そのh2見出し内で説明することの結論を伝えましょう。
リード文で記事全体の内容を伝えたのと同じで、読者が安心して続きを読み進めることに繋がります。
本記事のh2見出しの場合
このh2見出し内で説明していくポイントを先に示していますね。ついでに最も重要な部分がどこかというのも説明しています。
このようにh2見出しの冒頭に結論を書くことで、より読者にとって読みやすい記事に仕上がります。
本文は結論ファーストで伝わりやすく書く
記事本文は結論ファーストで書きましょう。
すでに触れたように、読者は「自分の悩みを解決してくれる結論」が知りたくて記事を読んでいます。そのため、だらだらと冗長な文章を読むのは読者にとってストレスとなります。
結論から書かれている簡潔な文章を書くようにしましょう。
わかりやすい文章を書くために「PREP法」を使いましょう
わかりやすい文章を書くためには、PREP法を使えばOKです。
PREP法とは、
- 主張(結論)
- 理由
- 具体例
- 改めて主張(結論)
という順番で書いていく方法です。
この型に当てはめて書くことで、誰でも簡単にわかりやすい文章を書くことができます。
例えばこんな感じ。
ここに「主張に対する反論への共感」も適宜入れると、さらにわかりやすい文章ができます。
「PREP法」はわかりやすい文章を作るために最適な方法です。
3. SEOライティングのテンプレート
最後に、SEOライティングで読者が読みやすい記事を書くためのテンプレートを書いておきます。
そのままコピーして使っていただいてもいいですし、これまでご紹介したポイントを読んで確認するのにも使えます。
このテンプレートを自身のライティングに活かしてもらえれば幸いです。
記事全体のテンプレート
まとめ|SEOライティングとは読者への奉仕を追求する行為
SEOライティングは検索順位を上げるための書き方であり、Webライターやブロガーにとっての必須スキルです。
そして検索順位を上げるためには、Googleに評価されるような「読者にとって有益な記事」を書くことが最も重要。
そのために、
- 読者の疑問や悩みを解決する記事を書く
- リード文や見出しで結論を伝える
- 「PREP法」で結論ファーストのわかりやすい文章を書く
といったポイントを押さえてライティングしていきましょう。
この記事を最後まで読んでくれたあなたが、SEOライティングを実践できるようになれば幸いです。